少年団は今から約30年前、「地域にひとりぼっちの子どもをなくそう」というコンセプトのもとで誕生しました。

地域の子ども会は各地に存在しますが、少年団はそれとは少し違います。子ども会はそのほとんどが大人の役員だけで行事等の準備をして、子どもたちは当日参加するだけというものです。

少年団は近年の非行の低年齢化、少年犯罪の増加などのニュースの多い社会背景の中で、「子どもの成長にはたくさんの仲間や幅広い年齢層の人たちのふれあい、団体行動にとる連帯感が必要」と考えます。そして、「子どもを中心に」ということを念頭において、父母、青年が一丸となって進めていきます。

子どもたちは自分たちのやりたいこと話し合い、それを実践します。その中で子どもは自分の意見を発表することの大切さや話し合いのルールなどを学んでいきます。

また、小学生から中学生まで(高校生以上は指導員)という異なる年齢層の中で、上級生は小さい子への思いやりを持ち、下級生はそれに触れ上級生を目標として成長していきます。父母の方々は父母会を運営して、そうした活動をバックアップしています。

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