秋の青空学校
ヒコーキ祭り −飛んでけ!ボクのヒコーキ!−
集合・はじめの集い9時30分に電気通信大学の体育館に集合して、ぼくのひこうきと離陸準備完了を歌いました。今日集まったのは各少年団から29人の子どもで4年生中心の構成で中学生はいませんでした。 校長先生(さいとうさん)のあいさつのほか、いつもどおり地域紹介、日程説明、諸注意などをしました。そのあとは、班に分かれて自己紹介をしたり今日作る飛行機6種類の見本を見たりしました。 飛行機釣りつぎに班ごとに作る飛行機が違うので、どの飛行機を作るのかを 決めるために飛行機つりゲームをしました。 5カ所池があってそこにある飛行機をつってきて飛行機に書いてある点数の合計を競います。 遠い池の方に高得点の飛行機があり、近い池の方には飛行機じゃないのが入ってたりしたので、どの班も遠くの池をねらってがんばっていました。 結局、ずっと遠くの池をねらい続けていた班がかなりの高得点で勝利しました。 次にどの飛行機かを決めます。作る飛行機がつながっていてひもを引くとそれがとれるようになっているのがあって、飛行機つりの順位の順番にひもを引いて作る飛行機を決めました。 風洞実験次は飛行機がどうして飛ぶのかの学習の時間です。 飛行機についているそれぞれの翼の役割について説明がありました。 まずは水平尾翼の役割の説明からでした。 なぜ付いてるかわかる人〜ってきかれるとたまたま知ってる子がいたので答えてもらって 、本当にそうなるのかを風洞装置を使って実験しました。 実験用に用意したものは、水平尾翼だけついた飛行機二つで、前が重いのと後ろが重いのがあります。なにもしないと傾いているのですが、実験装置に入れると、その子の言ったとおり水平尾翼は飛行機が上下に回らないように風に向かってまっすぐになりました。 同じように垂直尾翼も左右方向の回転を防ぐんだというのをやって、最後に揚力の仕組みを聞きました。 揚力の起きる仕組みの説明で、風が早く流れる方が圧力が低くなってその方に吸い寄せられるんだって説明を二枚の紙の間に息を吹き込んで紙が吸い寄せられるのを見て、そのあとに、翼の上の方が風が早く流れるようになっているキャンバーという曲がりの付いてる翼と付いてない翼で実際に浮くかどうかを実験しました。 すると、説明通りキャンバー付の翼の方だけ浮かび上がったので、 キャンバーが付いてる→上の方が風が早い→上の方が圧力が低い→上の方に浮き上がる ということで、揚力の説明も終わりで、飛行機の説明は全部終わりました。 いつものあいさつなどでは結構うるさい子どもたちも、この説明の時は静かになって、知ってる人?とか聞くと手を挙げて答えてくれました。 風洞装置で実際に翼の働きが確かめられたので、かなり良い結果だったと思います。 飛行機作り班に分かれて飛行機作りです。 飛行機によって作るのが難しいものもあるので、班ごとにかなり作る時間に差が出てました。 高学年の子がやさしく小さい子も手伝ってあげてたりしてたので、 どの班もだいたいみんなうまく作れていました。 だいたいできあがったら乾くのに30分くらいかかるので、その間にお弁当を食べました。 食べ終わると我慢できなくなって乾ききってない飛行機を飛ばす子も結構いました。 飛行時間コンテスト前半作り終わって昼ご飯をすませたら午後は作った飛行機を使ってゲームをしました。 まずはどれだけ長くとばせるかを競うゲームです。 10秒超えないかなぁと思っていたのですが、実際は長くて5秒くらいでした。測ってないときはもっと飛んでいた飛行機があったのですが、本番ではダメでした。 ゲームの方も1人1人投げて時間がかかるのでかなり飽きてしまっていました。 着地精度コンテスト二つ目のゲームは飛行機の落ちたところによって点が入るようになっていてその得点を競うゲームです。基本的には遠くの方が点が高いのですが、近くにも高得点の所があります。 あまり遠くまで飛ぶ飛行機がなかったので、だいたいの人は近くの高得点の所をねらって投げていました。結構まっすぐ飛ばすことができる飛行機が多く、うまく高得点を取っていました。 おわりの集い・解散終わりの集いでは、君と出会えた日曜日、人力ヒコーキのバラードを歌いました。 そのあと、ゲームの1位だった班は豪華なお菓子、他の班は普通のお菓子をもらって、感想文を書いて解散しました。 |